「Porousα」ポーラスα ガラス発泡材

容器リサイクル法により各家庭から排出されたガラス瓶や各種廃棄ガラスと貝殻により高温焼成・再生された新素材がポーラスαです。
作用:

  • 困難とされたガラスの無害発泡も特許の焼成技術により、重金属等有害物質が溶出する事はありません。その強固な珪酸質の壁で出来た無数の空隙を持つ多孔質発泡体は極めて大きな表面積を持ち担体としても可能性は無限です。
  • リン酸イオン吸着剤への応用
    驚異的なリン酸イオンの吸着・回収法を特許出願中の新製法により実現、現在ほぼ全量輸入に依存する重要資源であるリン鉱石の循環システムの構築を目指して全力投球中です。

製品

ガラス発泡材「多孔質」

一般家庭から排出される飲料用瓶と貝殻を高温焼成することにより製品化し、これまで不可能とされていた無害化ガラス発泡体を特許製法により実現。
強固な珪酸質の壁でできた無数の空隙を持った発泡体がポーラスαの構造です。この多孔質は非常に大きな比表面積を持っており、その絶乾比重は0.3~1.1程度生産過程で調整が可能です。その透水性と保水性を併せ持つ独特の性能が多様な可能性を実現します。また担体として安定した機能は紛体でも塊状でも発揮します。

機能

保水性

砂漠・乾燥地の緑化

高い保水性と適度の透水性を生かし、地球規模で拡大する乾燥地(砂漠、土漠)における耕作地のリカバリーに挑戦中です、アフリカのナミブ砂漠やサハラ砂漠においてオクラやトマトの収穫で大きな成果を上げています。(鳥取大学乾燥地研究センターとの共同研究)
左写真はアフリカMauritaniaのサハラ砂漠でのトマト栽培の実証風景です。
 
屋上緑化

超軽量、無害であることに加えポーラスαの保水性と透水性は屋上緑化の土壌として理想的な資材です。 既存建物の屋上でも新築の場合でもその軽さは大幅なコストダウンと節水を実現します。
右の写真は既存ビジネスホテルの屋上への設置事例で最上階の焼けこみ、照り返し、雨水の流水緩和に効果を発揮しています。
 
防草・ヒートアイランド対策

ポーラスαの保水・透水性能はヒートアイランド現象を防ぐ舗装に大きな効果を発揮しています。
右の写真は日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」の遊歩道での施工例です。優れた透水性によりぬかるまず、保水性能は照り返しを防ぎ光合成を抑止するため雑草の繁茂もありません。
また県内国道の中央分離帯等では除草費用の大幅カットとヒートアイランドの防止に役立っております。
 

土壌改良材

悪臭除去材

99%のアンモニア除去率

二硫化メチルは100%、硫化メチルも75%除去され、悪臭防止法上最も重要なメチルメルカプタンは除去率98%という高い効果を発揮しています。
厩舎、養鶏場、豚舎等への効果も期待を大きく上回る成果をあげております。
また、ポーラスαの多孔質機能は多様な物質の吸着・回収や再生に極めて大きな可能性を持っています。

浄水材


水とガラス発泡材を接触時間を長く取れば取るほど高い浄化効果を得ることが判明した。